レトルト(パック)ごはんのパッケが平べったいモノばかりな理由。

 いきなりタイトルに書いてしまったが、これずっと疑問だったんですよ。

 実際スーパーでモノ見ていれば想像つくと思うのだが、サトウ食品、テーブルマーク(旧加ト吉)、東洋水産といった大手だけでなく、はごろもフーズ、ウーケ、その他およそメーカー問わず何処の製品も薄べったいものばかり。
 これ何で?
 別に高さのあるパッケのものがあったっていいでないのさ、と。

 で、つい最近この謎が解けた気がするので、取り敢えず書いておく。

 きっかけは、テーブルマークの製品のうち「平べったくない」ものが売っているのを見つけたこと。具体的には「美食生活 新潟県産こしひかりGABA入りごはん」というブツで、これ1パック180g入とフツーの平べったいモノと内容量は変わらないものの、表面積は半分・・・つまり内容量厚さは2倍の筈(パックの厚さは2倍未満)。
 これ幸いと早速お買い上げ、自宅に戻ってレンジでチンして・・・5分程経ったところで。

 気づいてしまったんですよ。
 「平べったい」レトルトごはんとの決定的な違い。

 「・・・何かベチョっとしてね?」

 こういうことか、と。
 平べったい多くのレトルトごはんは、あっさり冷めて湯気も飛んでしまうので、米粒がベチョっとせずに、製品によってはむしろパサパサになる。
 が、こういう厚みのあるパッケのレトルトごはんは、ごはんに厚さがある分下の方の湯気が抜けにくく、結果的にごはんの層の中で水に戻り、米粒をべちょっとさせてしまう。
 で、どっちがマシかと言われたら多くの日本人は前者を取るので、そこらの製品は揃って平べったいパッケージなのだ、と。

 まぁこれは個人の勝手な感想と解釈と思い込みなのでメーカーにしてみれば別の切実な理由があるのかも知れないが。
 取り敢えず自分はこう思いました、と。

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