更におっさんが1Kgデザートに挑戦してみた、その8(ほうじ茶ラテプリン)。

 また例によってWebにも掲載されていない豊田乳業の新作がいつものようにしれっと入荷していたので、さっくりお買い上げ。

 以前「個人的には・・・」だった抹茶プリンがその後も継続販売しているとこを見るとそこそこ売れているということだろうから、お茶プリンシリーズ第2弾ということですかね。
 パッケージを見るとカロリーは1Kgあたり1110KCalと抹茶と誤差程度の違い、お値段も¥275(税前)とシリーズ最高額。

 ということ部屋で開封。さすがにほうじ茶ということで強烈な香りはないものの、本物のほうじ茶よりキレイに表現すれば駄菓子っぽい、ストレートに表現すればホコリっぽい感じの香りが。プリン本体の色もほうじ茶というにはほど遠く、暗い茶色を白っぽくしたと感じの、ほうじ茶系の菓子にはありがちな色。

 一方で、味はというと。ほうじ茶風味はあるのか?というぐらい薄い一方で、先ほど書いた「駄菓子っぽいというかホコリっぽいというか」な香りが口内から鼻に抜ける感じがそこそこ強い。
 ん~・・・トータルで「ほうじ茶」を演出しているつもりなんだろうが、抹茶の時以上に香料に頼り切っている感じ。その分味自体に強い方向性がないことを、色々な歪曲表現を全部すっ飛ばしてドストレートに言ってしまうと「何の味だかイマイチ良く分からないゲル系の何か」。

 結論としては、個人的にはかなりハマらなかったという感じ。何というか、強烈な選ばない理由は見当たらないのだが、積極的に選ぶための理由が一つもないので、結果としては(自分の選択的には)もう次は無いな、と。
 というかこれ、ターゲットはどの辺りなんだろう。ここまで想定顧客が思いつかなかったブツはシリーズ初めてかも。

更におっさんが1Kgデザートに挑戦してみた、その7(柚子のじゅれ)。

 1Kgデザートにまたいつの間にか新製品「柚子のじゅれ」が出ていたので早速お買い上げ。というか前回の「ふるゆる巨峰ゼリー」と同時デビューのようで、豊田乳業のHPにすぐに載ったのも一緒。
 そしてパッケージのデザインコンセプトというか方向性というかも一緒。これなら少なくともサンガリアよりはオシャレ系だ(ぉ。

 ちなみにパッケージによると1Kgで630KCal。お値段は税前¥195。シリーズ内では割と低価格、カロリーも控えめ。

 それでは開封・・・ちょっと待った。1Kgデザートシリーズ初の印刷が・・・「ちゅるんと注げる片側開封」ってマジですか。それではフツーの牛乳と同じように片方だけ開けまして、斜めに・・・。
 って、出てこねぇ~っ。やっと少し出て来たと思ったら、この出る感じ、「ちゅるん」ではなく「むにゅ~~~~~~っ」という感じで、ものすごく「ぷるぷる感」を通り越して「変形するけど千切れない感」。何処をどう見てもWebの商品紹介表記の『注ぎ口から「ちゅるん」とくずれながらこぼれ出る』なんて生易しさも可愛げもないぞこれは。
 そして色は透明感はあるが濁り系の薄黄色、ざっくりグレープフルーツジュースを薄めたような感じ。香料は・・・こっちはまぁ並みか?前回の巨峰のような強烈さは皆無。

 さて、それでは味見・・・薄っ、ってか平べったい。まぁ柚子味が濃すぎたら口当たりが辛過ぎるが、にしてもちょいと。要するに駄菓子的な味の平べったさを香料で誤魔化しているという。いやね、個人的にミカン系の柑橘類(柚子とかキンカンとかスダチとか)は好物なのでどうしても評価が辛口になるいうか。

 更にどうしもツッコミ入れておきたいのがこの「じゅれ」。当方が想像する「ジュレ」ってのはもっとしっかりしていて(ある意味「固さがある」と表現してもいいと思う)、スプーンなんかで持ち上げたらぷるんと流れ落ちるようなモノではないと思うのだが。Webの商品紹介表記に『やわらかいジュレです』とあるが、柔らかいってこういうことだっけ。これじゃ固めるの失敗しただけのゼリーだっての。

ということで結論。今回のコレは個人的にはハズレ。「じゅれ」という表記から想像するものの違いを横に置くにしても、自分的にはやっぱり前回の「ふるゆる」が柔らかさの限界で、これはデザートになり得ない。味も特別良くはないし(但し特別悪くもない)。
 但し、「素材」として見た場合のポテンシャルは正直不明。単品では物足りなさしか無かったが、なにかと組み合わせると化けるのかも。自分はそういう「創作料理」はやらないので全く不明だが。

 にしても、前回の巨峰と今回のコレ、パッケージデザインの違い然り、中身然り、明らかにに今までの1Kgデザート(=レアチーズやカスタードプリン)を買う層以外に向けて開発されている。
 今後はこういう層も業務スーパーに取り込んでいこう、ということなのかねぇ。100円ショップ系がコスメの類を拡充して店舗自体のイメージアップを図った路線を追いかけようとしている?

更におっさんが1Kgデザートに挑戦してみた、その6(ふるゆる巨峰ゼリー)。

 1Kgデザートにまたいつの間にか新製品「ふるゆる巨峰ゼリー」が出ていたので早速お買い上げ。おや、今回は速攻豊田乳業のHPに載ってる。
 そして今回はパッケージが妙に白い、というか随分と「普通」。神戸物産に限らず低価格系商品では散見される「分かり易い安物感」がほぼ無く、これなら普通にスーパーに並んでいても「悪目立ち」しない。今までのとはデザイナー変えたんか?

 さて、部屋に戻ってパッケージを見ると、1Kgで700KCal。お値段は税前¥195。シリーズ内では割と低価格、カロリーも控えめ。

 それでは開封・・・うわっ、また来ましたよ強烈な香料。巨峰といえば巨峰だが「とっても巨峰っぽい」感じ。
 本体は・・・透明感ある葡萄色。というか、かなり透過率の高い葡萄色。そして商品名に嘘偽り無い感じで、ぷるぷる感&ゆるゆる感がハンパない。即ち、ぷるんと変形するし自重で潰れて広がり、裂け目も入りにくい。当然切れ目も入れにくい(スプーン等だと表面を滑ろうとする)が、一度切れ目が入れば後はするっと。
 そして味は・・・あ~そう来ましたか。香料強め、味薄め。パッケージのデザインイメージ通り、「ボリューム感」を完全に捨てた感じで来てますな。薄味&甘さ控えめなので葡萄のやや酸味のある感じが表に出ているが、酸っぱいという感じではない。そして、薄味にすることで駄菓子感をあまり表に出さないようにしている・・・まぁ薄めているだけでやっぱり味は駄菓子なのだけど。

 結論としては、そんなに悪くないが、個人的にはあんまりポイントも無いかな、と。今までの1Kgデザートシリーズのウリだと思っていた「こってり」「ボリューム」は無いが、その分商品ラインナップを広げるというか、そういう方向性。
 おっさんの勝手なイメージだと、「コスパ女子」向けなのかなぁ、と。「低価格は求めるけど露骨に駄菓子っぽいのはイヤ」的な層、或いは「興味はあるけどちょっと(今までの羊羹とか珈琲セリーとかチーズケーキとかだと)重そうだから買うの躊躇う」的な層向けなのかな、と思いました、とさ。

更におっさんが1Kgデザートに挑戦してみた、その5(マンゴープリン 2017冬Ver)。

 1Kgデザートにいつの間にか新製品「マンゴープリン」が出ていたので早速お買い上げ。
 ・・・って、あれ、復活しましたよ。一昨年(昨冬)に気に入って買いまくっていたがいつの間にか消えたヤツが。これは買わないと。

 ・・・が。
 部屋に戻って、パッケージを開いて上面を覗いたところで何か違和感。こんな(に細かい泡が立ったまま固まっている)だったっけ?
 続いて、パッケージから取り出すところの感覚が・・・こんなにプルプル感あったっけ、紙パックにがっつり貼りついていたっけ?あと、もっと強烈な香りがした記憶が。
 この続きは極めつけ。味も食感も違わないかこれは?具体的には「繊維質が少なく、ボソボソ感が少なく、滑らか度が高く、マンゴー味が薄い」。こんなんだったかこれ。結構独特のぼろぼろ感があった筈なんだが。

 といっても一年近く間が開いているので記憶違いの可能性もあるかな・・・とパッケージを見ると、あれ?カロリーが1Kgあたり「1,080Kcal」って。以前(一昨年)買った時はこのblogにも書いた通り「960Kcal」。これつまり、製法変えてるか、製法変えてなくとも少なくとも材料は変わっているってことよね?
 そうなると、考えられる可能性は一つ。繊維質=マンゴーピューレの含有量を減らし、その分他の材料を足したということでは。良くも悪くも「プリン」側に寄せて来ているというか。

 いやあ、原価上昇に対してこう来ましたか。まぁコスト優先で調整して作ったのだろうからそれ自体に文句はないのだが、前の方が好みだったな・・・と。

 ということで、再デビューかと思いきやサイレントにモデルチェンジしていた(パッケージは成分表記部分以外多分変わっていないと思う・・・)マンゴープリン。
 これも悪くはないが、以前にように買いまくりたくなるモノではないなぁ・・・と。

更におっさんが1Kgデザートに挑戦してみた、その4(抹茶プリン)。

 1Kgデザートにまたいつの間にか新製品「抹茶プリン」が出ていたので早速お買い上げ。個人的には抹茶系菓子は好物なので店頭で見た時は「おっ」と即買い物かごへ入れたが、またも豊田乳業のHPには載っていませんな。

 さて、部屋にてあらためてパッケージを見ると1Kgで1,090Kcal・・・ん~、カスタード(プリン)よりはやや低いがそれなりにパンチある感じですな。お値段も税前¥275とこのシリーズとしては最高額。

 それでは開封・・・の途端、ぶわっと広がる「渋い抹茶っぽい香り」。こりゃ香料大量投入だわ・・・とプリンの本体は緑よりはやや黄緑寄り。全体的にカスタードプリンより柔らかいというかプルプル感が強いかな?
 そしてお味は・・・ん~、ん~、「抹茶」という観点ではこれはちょっと。抹茶の渋みっぽい後味が残る以外、抹茶っぽい味がしないし、多分この渋みっぽい味の演出には香料の強さが相当な割合を占めている気が。
 まぁ「抹茶プリン」ではなく「抹茶っぽい感じのプリン」と解釈すればこんなもんか、と。良くも悪くもジャンキー、という表現が似合うような。

 結論としては、抹茶という単語をどう解釈しているか評価は変わる気がする。個人的には「これだったらカスタードとかの方が・・・」と思ってしまったのでリピートする気にはならなかったが、抹茶味は好き嫌いが分かれやすいテイストの一つでもあるので、人によってはウケるのかも。

P.S. そいや前回の白桃ゼリー、豊田乳業のHPに追加されていましたな。当分は販売続けるということでしょう、きっと。

更におっさんが1Kgデザートに挑戦してみた、その3(白桃ゼリー)。

 1Kgデザートにまたいつの間にか新製品「白桃ゼリー」が出ていたので早速お買い上げ。

 パッケージには「コラーゲン1000mg」と書いてあるがまぁコラーゲン=ゼラチンなのでゼリーだったらコラーゲンなんて入ってて当たり前だよね、という感じで。取り敢えずパッケージのカロリー表記は1Kgあたり770Kcal、と「このシリーズにしては」控えめかね。

 ということで早速開封。つるんと出てくるゼリーはそこそこの固さもあり扱い易い感じ。見た目は分かり易く「ピーチゼリー」の色。
 そして味は・・・うん、フツーにピーチゼリーだ。オレンジゼリー程ジャンク感は無いが、ピーチ風味もそれなりにしっかりしている。といっても「高級」白桃ゼリーのようにいかにもな桃感も無いし、ざく切り果肉が入っていたりということもない。とはいえさっぱり感を求める人にはウケないかも。
 ついでに言うと、カロリーの割には甘さもそこまで無い。

 一言でいうと、普通のピーチゼリーと言われて想像する、そのまんま。実に癖がなく、ディテールは無いがバランスは悪くない。これは個人的には割と好み。
 なので1Kgなんてあっさり食べられてしまうが、後半になってくるとやや味の強さが気になってくるかも。逆に言うと少量でも食べた感があるというか。

 気になるといえば税抜¥248というこのシリーズとしてはやや高めの価格設定もそうなのだが、原料のことを考えると致し方なし、という感じか。薄めるとアセロラゼリーの時のような何だコレになってしまうかもだし、まぁ普通に考えて1Kgのゼリーがこの価格ってはの激安だしね。

 にしても、またしても豊田乳業のHPには表記無いのだが。
 同じくHPに表記が無かったアセロラゼリーもマンゴープリンもワンシーズンぐらいで終売してしまったし、一方で最近発売でもチョコババロアはしっかり掲載されている。
 そう考えるとコレもテスト販売、或いは今シーズン限りの製品なのかね?

更におっさんが1Kgデザートに挑戦してみた、その2(チョコババロア)。

 1Kgデザートにまたいつの間にか新製品「チョコババロア」が出ていたので早速お買い上げ。

 パッケージを見ると1Kgあたり1710Kcalという強力カロリー表示と共に「プリンよりもっちりムースよりなめらか」という売り文句が。
 さてさてどんなことになっているやら・・・とパッケをあけると、中に入っていたのは確かに「もっちり」としたチョコ色の物体。といってもプルンプルンという感じではなく、やや固めのムースといったところか。パックを歪ませてうまく剥がせばずるずると出てくるが、やり方失敗するとパッケに貼りついて崩れそうな感じ。
 それと、漂ってきたのはチョコというよりココアの香り・・・って原材料見るとココア粉末入っているけどチョコ入ってないやん。

 というところで、更に取り出して食べてみますと。
 ん~、確かにムースにしては固いというか密度あるし、かといってプリンのような硬さは無いし、パッケージの文句は間違ってない気がする。けど、個人的な印象は「泡立てるの忘れたココアムース」。

 そして味の方は「濃厚」。
 といっても奥行きがあるとか深いという意味ではなく、安いココアを濃く入れた、という感じ。まぁまんまというか、悪く言えば「平坦でしつこい」ということ。そしてどう考えてもチョコではない。
 個人的な印象だけで言えば、この「しつこい」感については今までの牛乳パックデザートシリーズ最強かも知れない。つか「これ1パックを1回で喰い切るのは無理」と思ったのはシリーズ初。
 逆に言うと少量でもかなり「食べた感」があるので、デザートとしては正しいのかも。

 結論、「アセロラゼリー」のようにNGとまではいかないが、当分買わないかな、と。
 チョコレートもココアも別に嫌いではないが、特別好きでもないので。
 まぁ、ココアムースを山ほど食べたい人向け、ってことかな。

更におっさんが1Kgデザートに挑戦してみた、その1(マンゴープリン)。

 1Kgデザートにいつの間にか新製品「マンゴープリン」が出ていたので早速お買い上げ。

 さてどういう方向に仕上げてくるかな・・・とパッケージを開けると、シリーズ最高の「固形物」感が。ゼリー等のようにぷるぷるせず、「ぼてっ」というか「ごそっ」という感じで、パッケからもするすると滑り出て来ましたな。
 そして強烈なのはこの色、もう分かり易くマンゴー色。ついでにマンゴーのそれなりに強い香りも。

 さて肝心のお味だが・・・マンゴーピューレを適度に薄めて固めた感じ、ですかね。
 甘過ぎず、マンゴー味がクド過ぎず、でもきちっと分かり易くマンゴー味。

 自分はマンゴーは嫌いではないものの、味の強さから「大量にあるとクドい」と思ってしまうタチだが、そんな自分からするとこの薄め具合は正にドンピシャというかハマった感じ。
 そして食感は微妙にぼろぼろ感というか固さがある感じで、これまた悪く無い。勿論本当の意味でボロボロ崩れるようなことではないですよ、あくまで「マンゴープリン」。

 兎に角、個人的には「初登場暫定一位」となってしまったぐらい印象が良かったんですわコレ。
 1Kgノンストップに待ったなし、というぐらい。

 ちなみに1Kgあたり960Kcalとシリーズ中では「比較的」カロリー抑え目、但し世間一般では激ハイカロリー。
 個人的にはコレで(牛乳パックシリーズの)「水ようかん」よりカロリー低いのはやや意外な感じ。

レトルト(パック)ごはんのパッケが平べったいモノばかりな理由。

 いきなりタイトルに書いてしまったが、これずっと疑問だったんですよ。

 実際スーパーでモノ見ていれば想像つくと思うのだが、サトウ食品、テーブルマーク(旧加ト吉)、東洋水産といった大手だけでなく、はごろもフーズ、ウーケ、その他およそメーカー問わず何処の製品も薄べったいものばかり。
 これ何で?
 別に高さのあるパッケのものがあったっていいでないのさ、と。

 で、つい最近この謎が解けた気がするので、取り敢えず書いておく。

 きっかけは、テーブルマークの製品のうち「平べったくない」ものが売っているのを見つけたこと。具体的には「美食生活 新潟県産こしひかりGABA入りごはん」というブツで、これ1パック180g入とフツーの平べったいモノと内容量は変わらないものの、表面積は半分・・・つまり内容量厚さは2倍の筈(パックの厚さは2倍未満)。
 これ幸いと早速お買い上げ、自宅に戻ってレンジでチンして・・・5分程経ったところで。

 気づいてしまったんですよ。
 「平べったい」レトルトごはんとの決定的な違い。

 「・・・何かベチョっとしてね?」

 こういうことか、と。
 平べったい多くのレトルトごはんは、あっさり冷めて湯気も飛んでしまうので、米粒がベチョっとせずに、製品によってはむしろパサパサになる。
 が、こういう厚みのあるパッケのレトルトごはんは、ごはんに厚さがある分下の方の湯気が抜けにくく、結果的にごはんの層の中で水に戻り、米粒をべちょっとさせてしまう。
 で、どっちがマシかと言われたら多くの日本人は前者を取るので、そこらの製品は揃って平べったいパッケージなのだ、と。

 まぁこれは個人の勝手な感想と解釈と思い込みなのでメーカーにしてみれば別の切実な理由があるのかも知れないが。
 取り敢えず自分はこう思いました、と。

おっさんが1Kgデザートに挑戦してみた、その7(レアチーズ)。

 1Kgデザート全制覇のラストは、「レアチーズ」。

 何故これを最後までとっておいたかというと、その強烈なカロリー(1Kgで1,990Kcal)と、ラインナップの中でハズレ引いたら一番悲惨そうだと(勝手に)思ったので。とはいえいよいよ最後、さてチャレンジしますか。

 まず例によって取り出しの感じはというと、するすると実に「良い塩梅」で出てきましたよ。パッケに貼りつくこともなく、当然型崩れすることもなく。
 杏仁豆腐の時の記憶と「そもそもレアチーズってそんなに固まってるものだっけ」という先入観からかなり警戒していたというのが本音だが、このレアチーズは自分の感覚的には「そんなに固まっている」ものだったので。

 そして肝心のお味ですが。おぉ、これは間違いなくレアチーズ。
 ケーキ屋や手作りのレアチーズではなく、コンビニで売っているプチ高級路線品でもなく、スーパーで売っているお手頃価格スイーツに乗っている、あの辺りのレベルのレアチーズそのものですよ。
 念の為、安いから駄目だと言っているのではなく、そういう種類のレアチーズだということ。個人的には好物だし。
 しかもカロリー激高にも関わらずこれまたカロリーを感じさせない、微妙な酸味と甘さのバランスが絶妙ですわ。この風味、個人的にはシリーズ中でも一番出と言ってもいいかも知れない。

 ということで、まぁ自分がレアチーズ好物だということは置いといたとしても、これまた1Kgが結構簡単に行けてしまうという一品でしたとさ。
 但し1Kg食べきってしまうと1,990Kcalという、えっと人間一人が一日必要なカロリーは・・・的な展開なことに要注意。仮に500g=1/2サイズでも995Kcal、フツー人のフツーな食事一食分以上・・・考えたら負け、以上。

 ◇

 最後に、これで7種全部お試しが終わったが、個人的には最新作の「アセロラゼリー」は二度と買わないが、それ以外はどれもコスパ高いし、味も悪くないし、映像的にネタ要素もあるし、こりゃ売れる訳だわ、と。
 唯一にして最大の問題は量故のカロリーの高さ、ですな。まぁこれは諦めるしか。